みなさん、明けましておめでとうございます
昨年は当ブログ「iPhoneのある暮らし」の記事を読んでいただいてありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
iPhoneでバッテリーが弱っているものは、iOSの制御で性能を意図的に落としていると、昨年暮れから大騒ぎになりました。
Appleでは、この事態を収束するため、今年12月までiPhone6以降のバッテリー交換に関する修理費を3,200円にすることを発表しました。
ただ、Appleのバッテリー交換は、基本的に通常バッテリー容量が少なくなって本来の性能が発揮できなくなったものを対象としているので、iPhone6以降のすべてが3,200円の交換対象になるかは不明でした。
そのような中、Appleからは3,200円で修理受付をする正式なアナウンスは出ていないのですが、今日、配送修理の申込画面で3,200円になっていることが確認できたので報告します。
バッテリーの診断結果に関係なく表示されている見積なので、おそらく持ち込み修理でも3,200円で対応してもらえると考えられます。
それでは、早速見ていきましょう。
iPhone6以降の性能低下問題
Appleは、旧型のiPhoneで新しいiOsにアップデートして使用する際、経年劣化で弱くなったバッテリーへの負担を減らすため、iPhone
の性能を意図的に落としていることを正式に認めています。
性能を落としているのは、電池の消費を軽減させて、iPhoneが急にシャットダウンすることを防ぐためとしていますが、アメリカ国内ではユーザーから集団訴訟で訴えられるなど大きな反発を受けています。
私が所有するiPhone6 64GB 国内版SIMフリーで、Geekbench4のCPUbenchmarkを実施しました。
本来であればiPhone6シングルコアのスコアは「1463」であるところ、「1060」と明らかに性能が落ちており、マルチコアでも「2459」であるところ、「1802」とはっきりと性能低下が結果にあらわれていました。
BatteryCareでバッテリー容量を調べたところ、容量は「72%」まで落ちていました。
バッテリーが経年劣化で性能低下したのにあわせて、iPhoneの性能が落ちていることがデータとしてはっきりわかりました。
Appleのウェブサイトから修理申込
今回、使ったiPhone6は、普段使っていないので影響はそれほどないのですが、バックアップ用においてあるので性能が低下したままでは普段使いできません。
Appleが、iPhone6以降のバッテリー交換を3,200円で実施することは知っていましたが、公式アナウンスがまだなので、いつからはじまるかもわかりませんでしたが、アメリカではすでにはじまっているというニュースも見かけていたから、日本でも前倒しではじめている可能性が考えられたので、Appleのウェブサイトから修理申込をしてみました。
結論から言いますと、スクリーンショットのとおりバッテリー交換の修理見積は税抜3,200円になっていました。
iPhone6は保証期間がとっくに切れたものなので、バッテリー交換をするには税抜8,800円かかるところですが、今回のバッテリー交換プログラムのおかげで5,600円安くなります。
iPhone6以降のiPhoneを使っている方は、ぜひ交換することをおすすめします。
また、中古のiPhone6以降を購入して今回のバッテリー交換プログラムを利用すれば、新品バッテリーを搭載した中古iPhoneを安く手に入れることができますね。
iPhoneXは無料で交換可能
今年11月に購入したiPhoneXで、同じようにバッテリー交換を申し込んでみました。
1年間の本体保証期間中なので、バッテリー交換は無料になります。
AppleCare+でのバッテリー交換は、バッテリー診断の結果、劣化したと認められたときだけ対応してもらえるのですが、今回のプログラムであれば診断結果に関係なく無償で交換してもらえるかも知れません。
まとめ
今回は、AppleのiPhone6以降の機種でバッテリーが3,200円で交換できるようになっていることをお知らせしましたが、いかがでしたか。
バッテリー交換プログラムの開始については、Appleから公式発表されていませんが、今でもバッテリー診断を受ける必要なく3,200円で交換に出すことが可能になっています。
プログラムは、2018年12月まで継続されるので、ぎりぎりまで使ってから交換して長く使うという手もありますね。
iPhone7シリーズを使っている方であれば発表から2年を超えるので、丁度いいタイミングで安くバッテリー交換をすることができます。
今回は、iPhoneの性能低下に気づいた人が声をあげてくれたおかげで安くバッテリー交換ができるという恩恵を受けることができましたが、気づかなければ性能が低下したiPhoneを使わされ続けていたことになります。
Appleが今後、バッテリーの性能劣化に対してどのようなアプローチで対応していくのかが注目されます。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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